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TAKEの部屋 HOME雑記 ≫ ゆずを飲む大男

雑記

  • 2007年01月09日
  •  l カテゴリ:夢日記

ゆずを飲む大男

【今日見た夢】

舞台は昔よく利用していた駅周辺によく似た場所。
ただ、位置関係など全然違うし、あくまでもすごく似ているというだけ。

駅の近くにあるトイレにうんこをしに行くTAKE。
うんこの夢など滅多に見ないのですが、今年はすでに2回目です。

トイレの中には20名ほどの男性がいました。

僕は現実の世界では、人がたくさんいるトイレは避ける傾向にあるのですが
夢の中では大抵の場合、トイレ内は多くの人々でごった返しています。

個室に入りカギを閉めると、なにやら外が騒がしくなってきました。
何故か若い女性の悲鳴のようなものが聞こえます。

やがて、僕が入っている個室のドアを必死に開けようとする音が。

ドアの隙間から外を見てみると、若い女性が茶色のスーツを着た大男に追いかけられていて
それから逃れるために、どこかの個室の中に入ろうとしている事がわかりました。

大男の年齢は30代後半くらいでしょうか。
色が黒くガッチリ系で、身長は190cmくらいに感じました。

カギを開けるべきか、開けざるべきか迷っていると
トイレ内にいた20人ほどの男性が、一斉に茶色いスーツの大男を押さえ込みました。

この時、音頭を取っていたのは金髪で関西出身の若い男。
なぜ関西なのかがわかったかというと、この若い男が大声で
「なにしてんねん!」「女の子、怖がっとるやんけ!」と言っていたからです。

その隙に、追われていた女性はどこかへ逃げていきました。

いやいや、みんな何をやっているんだと。
この女性と大男の関係も知らずに、どうして勝手に女性を逃がしたりするんだと。

もし仮に、女性がスリで、大男は財布を盗まれて追いかけていたのだとしたら
一体どう責任を取るんだと。そう思い、僕は無性に腹が立ちましてね。

しかし、この大男の正体がわからないうちは味方をするべきではない。
単なる痴漢かもしれないわけですから。

どうするべきか迷っていた僕でしたが、そのような心配は無用でした。
大男はめっぽう強く、20人の男達をバッタバッタと薙ぎ倒していきます。

とりあえず様子を見守ろう。
ドアを開けるのは嫌なので、僕は便所の壁をよじ登り、上から見物をしていました。

1人、また1人と、あまりの大男の強さに逃げ出す男性達。
やがて、大男を含め、全員がトイレの外へと消えてゆきました。

これでいいんだ。
なぜ女性を追いかけていたのかをキチンと説明しない大男も怪しまれて然るべきだし
理由もわからず、いきなり女性を逃がした20人の男達も悪い。

お互いに傷付け合えばいいじゃないかと。
そんなふうに思い、ゆっくりとタバコを吹かす僕。

タバコを吸い終わり、トイレをあとにし近くの公園へ散歩に行きました。

するとそこには、なんとまだ大男と戦っている連中が。

先ほどの関西風の若者、大学生風の若者、ジャーナリスト風の白髪の紳士
そして、追われていた女性とは別の若い女性、この4人が汗だくになりながら
大男の周囲を取り囲んでいました。

大男の方も、もはや疲れきっていてヘロヘロの状態です。

その様子を見て僕は思いました。

今まで戦いに参加せず元気である僕が、非常に弱っているこの大男を倒すのは
決して不可能な話ではないだろう。
20人もの男性から囲まれて、すべて蹴散らしてきた大男を倒すという事は
すなわち、20人の男達の頂点に君臨するという事である。

この際、女性を追っていた理由などどうだっていい。
とにかく僕は、1人の男として、この最強の大男を倒してみたいという欲求に駆られました。

僕はいきなり大男に殴りかかりました。
思った通り、もはや大男には抵抗する気力すら残っていません。

何度も夢中で殴り続け、大男はその場にバタンと倒れ動かなくなりました。

TAKE「やった!大男を倒したぞ!」

するとその瞬間、空にぼんやりと女性の顔が浮かび上がりました。
驚いて、その場に立ち尽くす僕。

女性は、倒れている大男を見つめ、悲しそうな目をしながら言いました。

女性「この人は、私の元夫です」

TAKE「え?前の奥さんですか?すみません・・・旦那さんを・・・」

女性「いいえ・・・。この人は乱暴者ですから・・・離婚の原因も家庭内暴力でしたから」

TAKE「は・・・はあ・・・」

女性「でも、決して悪い人ではないんですよ・・・優しいところもたくさんあるんです・・・」

そう言って、女性は大男との結婚生活を語り始めました。

女性「この人は、健康のために毎日ゆずを飲んでたんですよ」

その言葉を聞いた瞬間、なぜだか僕の目から涙が溢れ始めました。

僕にとっては、この大男とは初対面であり、何も知らない「謎のモンスター」のような存在でしかなかったのですが、「ゆず」という言葉を聞き、庶民的で家庭的な大男の生活の一部を見たような気がして。

僕は、そんな1人の人間の身体を傷付けてしまった。
自分のくだらない欲求の為に、弱りきっている相手を襲うという卑劣な方法で。
そして、離婚したとはいえ、前の奥さんが見ている前で。

大男を倒した事により、喜び勇んでいる自分がとても恥ずかしく
また、申し訳ないという気持ちでいっぱいで、地べたに正座をし
大男に対し深々と頭を下げている自分がいました。

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