古賀先生、長寿の秘訣を語る
キーーーーーッ!キュイ!ガチャ!ガチャ!(自転車を止める音)
ガチャ!ガチャガチャガチャ!・・・・ガチャ!(鍵をかける音)
バタ!バタバタバタ!バシュ!(歩く音)
ピンポ~ン!!
相変わらず、いちいちやかましい古賀先生。
古賀「よう、富永君!」
TAKE「うちにアホは入れません」
古賀「俺はアホじゃないぜ!ただのバカだぜ!」
TAKE「そうか、じゃあ入りなさい」
古賀「まあ、アホって言われた方がいいんだけどな、本当は」
TAKE「そうそう、俺昨日ずっと考えてたんだけど」
古賀「何を?」
TAKE「古賀君って、一体何歳くらいの知能を持っているのかな?って」
古賀「うるせえよ!」
TAKE「高校生くらいかな?とまずは考えたんだけど」
古賀「うるせえよ!」
TAKE「いやいや待てよと。高校生が年中アニメなんか見ないよなと」
古賀「あ~!聞きたくない!聞きたくない!」
TAKE「いいから聞きなさい。俺の話を聞いたあと、きっと古賀君は涙を流して感動するから」
古賀「なんだよ一体!」
TAKE「では、中学生ではどうだろうか?」
古賀「うるせえよ!全然感動しねえよ!」
TAKE「いいから最後まで聞きなさい・・・いやいや待てよと。中学生が年中アニメなんか見ないよなと」
古賀「どうせ幼稚園児くらいって言うつもりなんだろ!分かってるんだよ!」
TAKE「人の家に来ていきなり漫画を読み始めるんだから、小学校低学年くらいかなと」
古賀「うるせえよ!このやろう!」
TAKE「いやいや待てよと」
古賀「どうせ幼稚園児くらいって言うつもりなんだろ!」
TAKE「さすがに小学校低学年はないんじゃないか」
古賀「くそ~!どうせ幼稚園児くらいって言うつもりなんだろ!」
TAKE「俺は一体何を考えてるんだと、その時思ったよ・・・」
古賀「!?」
TAKE「友達に対し、何が小学校低学年程度の知能だ。失礼ではないか・・・」
古賀「!?」
TAKE「俺はなんて無礼な人間なんだ・・・すごく反省したよ・・・」
古賀「うそつけ、反省なんてしてないだろ・・・」
TAKE「さすがに、低学年は言いすぎだ」
古賀「!?」
TAKE「小学校高学年くらいなのではないか」
古賀「あんまり変わってないじゃねえか!」
TAKE「そうだ、少し頭の弱い12歳くらいなんだと」
古賀「うるせえよ!」
TAKE「・・・と、俺はこのような結論を出したんだ」
古賀「全然感動なんてしねえよ!くそ~、バカにしやがって!」
TAKE「いや、まだ話は終わってないんだよ」
古賀「何だよ一体!」
TAKE「でも、古賀君って体力だけはあるよなって」
古賀「ああ、まあな・・・」
TAKE「とても30代とは思えない。古賀君の体力は10代のものだよ・・・まさに健康だけが取り得だ」
古賀「うるせえよ!」
TAKE「そこで俺は思ったんだ。古賀君は確実に100歳以上まで生きられるって」
古賀「いいよ、そこまで生きなくても・・・」
TAKE「つまり、一般的な人よりも20年も長く生きられるんだよ。この数字が一体何を意味するか分かる?」
古賀「???」
TAKE「俺はさっき、古賀君の知能が12歳って言ったね」
古賀「ああ」
TAKE「実際の年齢よりも20年遅れているわけだ」
古賀「ああ」
TAKE「つまり俺はこう思うんだ。古賀君は人よりも20年長く生きられる変わりに、脳みそが20年遅れてるだけなんじゃないかって」
古賀「・・・・・」
TAKE「いや、ひょっとすると、古賀君は120歳、130歳まで生きられるかもしれない」
古賀「・・・・・」
TAKE「その分、古賀君の中では非常にゆっくりとしたスピードで時が流れてるんだよ!」
古賀「・・・・・」
TAKE「50歳でアニメ以外のものに興味を持ち始め、60歳でようやくインターネットの回線を繋ぐ事ができ、70歳で就職、80歳で結婚、90歳で仕事が軌道に乗り始め、100歳になり俺もようやく一人前の男になったものだと・・・」
古賀「ヨボヨボのじいさんじゃねえか!」
TAKE「ところがヨボヨボじゃないんだよ!古賀君は人よりも体力があるって言っただろう?」
古賀「なんか・・・喜んでいいものか、悪いものか・・・」
TAKE「喜ぶべきだよ!」
古賀「なんか複雑だな・・・」
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