古賀「この前、お父さんのパソコンの回線を抜いて、試しに自分のパソコンに繋いでみたらさ」
TAKE「うん」
古賀「ちゃんとインターネットに繋がったんだよね!あれはビックリしたぜ!」
TAKE「そりゃ繋がるよ」
古賀「だって!俺のパソコンはOCNなんだぜ!お父さんのパソコンはYahooなんだぜ!」
TAKE「なんだ、OCNのパソコンっていうのは・・・」
古賀「それなのに、どうしてインターネットに繋がるんだろう!」
TAKE「そりゃ繋がるよ」
古賀「俺は埼玉で1人暮らししてた時に、OCNと契約してたんだよ!」
TAKE「うん、知ってるよ」
古賀「でも、どうして実家のYahooの回線でネットに繋がるんだろう!」
TAKE「古賀君、パソコンって引っ越すたびに買い換えなきゃいけないと思ってる?」
古賀「そんな事はないけど、俺のパソコンの中にはまだOCNが入ってるハズなんだよ!」
TAKE「意味が分からないよ・・・」
古賀「俺のパソコンの中には、まだOCNがっ・・・!」
TAKE「古賀君のパソコンの中にOCNの会社があるわけじゃないんだよ・・・あっ!・・・古賀君ってもしかして・・・」
古賀「なに?」
TAKE「テレビの中には小さな人が入ってて、その小人さん達がお芝居をしてると思ってる?」
古賀「そんなわけないだろ!」
TAKE「古賀君のパソコンにはOCNは入ってないの。OCNと古賀君のパソコンが線で繋がってるだけなの」
古賀「んんん・・・難しいな・・・」
TAKE「千葉で買ったテレビでも、福岡に持って行ったら、めんたいワイドを見る事ができるんだよ。それと一緒なの」
古賀「んんん・・・難しいな・・・」
TAKE「っていうか、早くYahooに連絡して自分の部屋のパソコンをネットに繋いでよ」
(古賀君の家のモデムは旧式で、1台のPCしかネットに繋げない)
古賀「でも俺・・・実はインターネットをするのが怖いんだ・・・」
TAKE「なんで?」
古賀「自分に自信が持てなくてね・・・」
TAKE「はい?」
古賀「色々なホームページを見たり・・・自信のない俺は怖くてできないんだ・・・」
TAKE「意味が分からないよ・・・」
古賀「ああ・・・俺に自信があればっ・・・」
TAKE「古賀君はテレビで水戸黄門を見る時、“よっしゃ!俺は自信があるから水戸黄門を見るぞ!”とか思いながら電源を入れる?」
古賀「そんなバカな。普通にチャンネルを合わせるよ」
TAKE「じゃあ、ネットも同じように普通に見ればいいやん」

古賀「だって!変なホームページを見て、変な請求が来たら困るだろう!」
TAKE「?????」
古賀「ホームページを見ただけで、勝手に有料サービスに登録される事もあるって聞いたぜ!」
TAKE「・・・だからどうした」
古賀「ホームページを見ただけで、何万円もの請求をされるらしい!」
TAKE「・・・払わなければいいやん」
古賀「家に請求書が来たらどうするんだよ!」
TAKE「・・・なんで家に請求書が来るん?」
古賀「だって、俺のメールアドレスから住所や名前が特定されちゃうから!」
TAKE「う~ん・・・う~ん・・・どうしてメールアドレスがバレてしまうのか分からないけど・・・まあ仮に、相手に古賀君のメールアドレスがバレてしまったとしよう」
古賀「ああ」
TAKE「なんでメールアドレスから住所や名前が特定されるん?」
古賀「そりゃ特定されちゃうだろ!俺のパソコンのメールアドレスなんだから!」
TAKE「じゃあ聞くが・・・古賀君は、人のメールアドレスを見ただけで、その人の名前や住所がわかるん?」
古賀「俺は分かんないよ!詳しくないから!」
TAKE「・・・ハハハ・・・ハハ・・・ハハハ!」
古賀「何がおかしいんだよ!」
TAKE「面白いなあ、古賀君の頭の中のインターネットは」
古賀「何が面白いんだよ!」
TAKE「あのね、古賀君・・・俺は、TAKEの部屋を見ている人のメアドも、どこの県に住んでる田中さんとか山本さんとかも、そんなの分かんないんだよ」
古賀「え・・・そうなの?」
TAKE「もし分かったら怖いだろう・・・」
古賀「ホームページを見ているのが男性か女性かっていうのも?」
TAKE「当たり前だよ!性別の情報がどうやってこっちに流れて来るんだよ!」
古賀「そうか・・・」
TAKE「あ~腹立つ!どんな仕組みで情報が回線を辿ってやって来るんだ!」
古賀「だって分かんねえもん!」
TAKE「俺、昭和の人と会話してるのかな・・・」
古賀「でも、俺はやっぱり請求書とか来たら怖いな・・・」
TAKE「だ・か・ら!来ないの!」
古賀「でも・・・お金払っちゃう人もいるみたいだし・・・」
TAKE「いるから何なんだよ!」
古賀「だから俺は怖いんだ!」
TAKE「古賀君は払わなければいいやん!自分の意思がないのか!」
古賀「もしも電話が掛かってきたら・・・」
TAKE「払いません!それでは失礼します!ガチャン!で終わりやん!」
古賀「もしも裁判とかになっちゃったら・・・」
TAKE「だーーーーーーーっ!しつこいっ!」
古賀「俺はやっぱり自信がないよ・・・」
TAKE「っていうか、今どきワンクリ詐欺に怯えるとか古いんだよ!」
古賀「ニュースでよくやってるだろう!ああいうの見てたら怖くてさ!」
TAKE「ニュースでよく見てるんなら、むしろ怖くないだろう!逆だよ、逆!」
古賀「俺は怖いよ、やっぱり・・・」
TAKE「だーーーーーーーーーーーーーっ!ムカつくっ!」
古賀「俺は・・・俺はインターネットをやる自信がないんだっ!」
TAKE「自信とかいらないの!」
古賀「でも、変なホームページを見て、身に覚えのない請求をされちゃったら!」
TAKE「身に覚えがなければ、払わなければいいだけじゃないか!」
古賀「電話が掛かってきちゃったら!」
TAKE「掛かってこないの!」
古賀「家に請求書が来ちゃったら!」
TAKE「来ないの!って、何度言えば分かるんだ!」
古賀「はあ・・・やっぱり俺は怖いよ・・・」
TAKE「・・・・・」
昨日今日パソコンを買ったばかりの年寄りというのなら理解できなくもないけど
8年以上も前に買っておいて、いまだに見えない恐怖に怯える古賀先生。
何度言っても意味ないし、一体どうやって説得すればいいのだ!
・・・と悩んだけど、そうだそうだ、これを逆手に取ってみよう。
ひとつ、このTAKEが古賀君に対し架空請求をしてみてはどうだろうか!
しめしめ、良い儲け話を思いついたぞ。
