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TAKEの部屋 HOME日記 ≫ 古賀先生、アニメイベントで手に入れたパンフレットの価値を語る

日記

  • 2007年07月07日

古賀先生、アニメイベントで手に入れたパンフレットの価値を語る

数日前―

古賀「俺、7月7日にアニメソングのライブに行くんだけどさ、富永君も一緒に来る?」

TAKE「なんで俺が七夕の日に古賀君とアニメのライブに行かなきゃいけないんだよ。俺をバカにしてるのか」

古賀「もちろん、富永君が来てくれたらライブには行かないよ。会場でグッズを買うだけさ」

TAKE「え?古賀君はライブを見に行きたいんじゃないの?」

古賀「行きたい気持ちもあるし・・・まだ就職してないから行っちゃいけないって気持ちもあるんだ・・・半々だね」

TAKE「じゃあ、グッズを買いに行くのもやめればいいやん」

古賀「それはできないな・・・どうしても手に入れておきたい限定グッズの販売が会場であるんだよ」

TAKE「しかし、それって・・・ライブに行くのを我慢する為の道具として俺を使うって事じゃないのか」

古賀「いやいや、そんな・・・たまには富永君とどこかへ遊びに行きたいし」

TAKE「そう。じゃあ早目に仕事が終わったらついて行くよ」

古賀「わかった!会場でグッズを買ったら、江戸東京博物館へ行こうよ!」

TAKE「ああ、前に行った時はゆっくり見れなかったもんね。では頑張って今やってる仕事を終わらせるよ」


というわけで、徹夜をし7日の午前中までに仕事をひと段落させたTAKE。

しかし、12時を過ぎても古賀君から連絡がありません。
どうしたのだろう?と疑問に思い、こちらから電話をしてみました。

TAKE「もしもし古賀君?どうしたん?」

古賀「いやあ・・・母さんにアニメのグッズを買いに東京まで行くなんて言ったら怒られちゃうからさ・・・富永君の家に遊びに行くって嘘をついたんだよ」

TAKE「嘘をつくなよ、子供かよ・・・」

古賀「そしたら母さん、富永君に持って行きなさいって事で、今とうもろこしを茹でてくれてるんだよ・・・あと、生協で買った食べ物も大量に用意してる」

TAKE「そうか、ありがとうと伝えておいてくれ」

古賀「いいんだよ、いつも富永君の家にお邪魔させてもらってるからな・・・しかし、時間は大丈夫かな・・・早く行かないとグッズが買えないかもしれない」

TAKE「無意味な嘘をつくからだよ。とりあえず待ってるよ」

古賀「ああ、わかった・・・」


1時間半後―

古賀「よう、富永君!」

TAKE「いらっしゃい。随分時間が掛かったなあ」

古賀「いやあ、来る時に自転車の前タイヤがパンクしちゃってさ・・・まいっちゃったよ」

TAKE「今度は前がパンクしたのか。そろそろ買い換えなきゃいけないね」

古賀「実は途中でさ、バス停に鍵を掛けてない自転車が置いてあったんだ。盗もうかどうしようか悩んでいたけど、やっぱりやめておいたよ」

TAKE「盗もうとするなよ、バカ!」

古賀「だから盗んでないよ。捕まるのは嫌だからな」

TAKE「捕まるのが嫌だからじゃなくて、いけない事だから盗まないって思えよ。ガキじゃないんだから」

古賀「ああ、わかったよ・・・明日買いに行ってくるよ」

古賀君のお母さんが作ってくれたとうもろこしを食べ、我々は木更津駅に向かいました。
最初の目的地は東京の日本武道館です。


TAKE「古賀君さ、いつもは俺の子分のように背後を歩くけど、今日は先頭を歩いてるね」

古賀「あ、本当だ。ドラクエで言えば俺が勇者の位置にいるな。本来なら俺なんて遊び人の立場なのに」

TAKE「わかりやすいね古賀君は。今日はめちゃくちゃハリきってるって事だね」

古賀「まあな、HAHAHA!アニメが俺の生き甲斐だからな」

TAKE「じゃあ今日は勇者様の後をついて行くよ」


木更津駅到着―

古賀「ああ・・・電車はまだか・・・ああ・・・電車はまだ来ないのか・・・」

TAKE「・・・・・」

古賀「ああ・・・早くしてくれ・・・早くっ!」

TAKE「・・・・・」

古賀「ああ・・・早くしないと、グッズの販売が終了しちゃうかもしれないっ!」

TAKE「・・・・・」

古賀「早く・・・早く・・・早く武道館に行かなければっ!」

TAKE「うるさいっ!」

古賀「だって・・・早くしないとグッズの販売時間がっ!」

TAKE「うろたえるなよ、くだらないアニメグッズのために」

古賀「くだらないとは何だよ!」

TAKE「大体、もうアニメグッズなんて買わないって言ってたじゃないか」

古賀「今回はどうしても手に入れたいんだよ!声優さんのサイン入りだし!」

TAKE「何がサイン入りだよ。とにかく落ち着けよ、やかましいから」

古賀「しかし残念だな・・・もう少し早く家を出てたら、ライブ会場に入る前の気持ち悪いアニメオタク達を見る事ができたのにな、HAHAHA!」

TAKE「気持ち悪いアニメオタクならここにいるじゃないか」

古賀「え・・・どこに?」

TAKE「なんでキョロキョロするんだよ・・・」

古賀「え・・・もしかして俺の事?」

TAKE「当たり前だよ」

古賀「俺なんかよりもすごいオタクはいっぱいいるぜ。前にアニメのイベントに行った時もさ、40代くらいのおっさんがリュックにアニメのバッジを何個も付けててさ・・・HAHAHA、あれはちょっと引いたぜ!HAHAHA!」

TAKE「古賀君、自分も30代のアニメオタクだという事を早く思い出せばいいやん」

古賀「うるせえなあ・・・お、電車が来たぜ」

颯爽と電車に乗り込む勇者こが様ご一行ですが、残念ながら乗客が多く座る事ができません。

しかし、5~6駅先の駅でひとつの席が空きます。

古賀「お、向こうの席が空いたぜ!」

TAKE「ほんとだ」

古賀「あ・・・ちくしょう!先に中学生が座っちまった!」

TAKE「こ、古賀君・・・バカ・・・」

古賀「え?」

TAKE「あの子はね、さっきまでイスに座ってたけど、お年寄りに対し席を譲ったから立ってたんだよ」

古賀「あ、そうなんだ?」

TAKE「そんな心優しき少女に向かって座っちまったとか言うなよハゲ。あの少女こそ、真っ先に空いた席に座るべき人物なんだよ」

古賀「でも、俺の声なんて聞こえてないだろう?」

TAKE「古賀君って、自分が思ってるよりも何倍も声が大きいんだって前から何度も言ってるじゃないか。耳掃除してないんだから・・・」

古賀「そうかなあ・・・」

そんな事を話しているうちに、我々は会場である日本武道館に到着しました。

古賀「助かった~、まだ販売やってたぜ!」

TAKE「良かったね。ふう・・・俺は疲れたよ・・・家からここまでずっと早歩きだったから」

古賀「残念ながらTシャツとリストバンドは売り切れてたけど、俺が1番欲しかったパンフレットとCDは無事に買えたぜ!」

TAKE「あ、武道館から歌声と大きな声援が聞こえてくるね」

古賀「この中に1万人のファンがいるんだよなあ・・・」

TAKE「1万人か。日本国民の20人に1人がここにいるわけか。ハハハ」

古賀「えーと、そういう計算になるんだっけ?」

TAKE「いやいやいや、冗談だよ!本気にするなよ!」

古賀「え、冗談なの?」

TAKE「あのな、20人に1人なわけないだろう。どれだけ小さい国なんだよ」

古賀「俺・・・数字が苦手だから・・・」

TAKE「あのね・・・まず、国民の20人に1人がアニメのイベントに来てるはずがないだろう」

古賀「そうかな・・・アニメのイベントにはたくさんの人が集まってるけど・・・」

TAKE「古賀君はそういう場所にしか行かないから錯覚してるんだと思うけど、アニメのイベントに行く人間なんてそんなに多くいないんだよ」

古賀「そうかなあ・・・」

TAKE「ところで古賀君・・・腹減ったよ・・・」

古賀「OK、わかった!じゃあ立ち食いそば屋にでも行くか!」

TAKE「な、なにが立ち食いそばだよ!ふざけるな!」

古賀「え?立ち食いそばは嫌い?」

TAKE「なんで遥々東京まで来て立ち食いそばを食べなきゃならんのだ!」

古賀「すまねえ・・・俺にはそれしか思いつかなくて・・・」

TAKE「せっかく東京に来たんだからね、東京ならではのものを食べようよ」

古賀「すまねえ、ああ・・・なんて俺は気の利かない人間なんだ・・・」

TAKE「俺をこれだけ急がせ疲れさせておいて、何が立ち食いそばだよ、まったく」

古賀「この辺りには何もなさそうだし、とりあえず地下鉄で移動するか」

TAKE「ああ、そうしよう」

古賀「う~ん・・・スイドウキョウまで行ってみるか」

TAKE「スイドウキョウ?」

古賀「ああ、飯田橋の隣の駅だよ」

TAKE「水道橋(すいどうばし)っていうんだよ、何がスイドウキョウだよ」

古賀「あ、そうなの?」

TAKE「飯田橋はちゃんと“イイダバシ”って読んだのに、どうして水道橋は“スイドウキョウ”って読んだのか」

古賀「う~ん・・・どうしてだろうなあ・・・」

TAKE「よし、そっち方面に行くんなら、俺が昔よく通ってた思い出のモスでお茶しようか」

古賀「へえ、思い出のモス?そいつはいいな、是非行こう!」

やがて、伝説のモスバーガーへ到着する2人―

TAKE「ここに通ってたのは、もう10年も前の話だなあ」

古賀「富永君がまだ東京に住んでる時だよね?」

TAKE「そうだね。実は、ここには辛い思い出しかないんだよ」

古賀「え、どうして?」

TAKE「当時、毎月の給料が8万円とか9万円とかだったからね。明日からどうやって生きていこうと、いつもそんな事を考えていてね」

古賀「そっか・・・」

TAKE「そんな俺が月に1度だけ贅沢ができる日がね、出版社からの帰り、このモスに寄った時だったんだよ」

古賀「なるほどなあ・・・」

TAKE「でも、今日は楽しい気分でお茶できてるよ。古賀君を連れて来れてよかった」

古賀「そう言って貰えると嬉しいぜ」

TAKE「ちょっと喫煙ブースでタバコ吸ってくるよ」

古賀「ああ、わかった」

TAKE「・・・あ、先客だ」

古賀「ああ、浴衣の女の子がブースに入ってタバコ吸ってるね。一緒に入ればいいじゃん?」

TAKE「嫌だよ、あんな狭い場所に2人とか」

古賀「そう?じゃあ店出ようか?」

TAKE「うん」

ガチャ・・・

古賀「あ、富永君!空いたぜ!」

TAKE「あ・・・いや・・・あの、いいよ・・・」

古賀「ブースが空いたからタバコ吸えるじゃん?」

TAKE「いいよいいよ・・・」

古賀「どうして?場所空いたじゃん?」

TAKE「・・・いいから店出るぞ!」

古賀「?」

ドタドタドタ

TAKE「こらっ!」

古賀「どうしたの?一体?」

TAKE「いきなりお姉さんの目の前で指さすんじゃないよ!ああ、ビックリした!」

古賀「え?俺何かおかしい事した?」

TAKE「当たり前だろう!他人に向けて指をさすな!よくそんな事ができるなあ!」

古賀「え、変かな?俺はただ、富永君に喫煙ブースが空いた事を教えただけだぜ」

TAKE「ああ、ありがとうね・・・でも、もう少し考えてから行動しろよ!古賀君だって、知らない人からいきなり指さされたら嫌だろう」

古賀「え、俺は別に平気だぜ?」

TAKE「・・・人に指をさすのは失礼なの!とりあえずそれだけ覚えとけよ、もう!」

古賀「へえ、そうなんだ?」

その後、両国の江戸東京博物館に行った我々は、帰りにちゃんこ鍋屋に寄りました。

TAKE「一度、ここでちゃんこを食べてみたかったんだ」

古賀「ああ、なにしろ両国は本場だからな」

TAKE「さて、鍋に具を入れるか」

古賀「ああ、任せるよ」

TAKE「チマチマ・・・チマチマ・・・」

古賀「・・・・・」

TAKE「チマチマ・・・チマチマ・・・」

古賀「・・・・・?」

TAKE「チマチマ・・・チマチマ・・・」

古賀「富永君、さっきからどうして具をチマチマ入れてるの?」

TAKE「ああ、まんべんなく綺麗に入れようと思ってね」

古賀「そうなんだ、俺ならドサっと一気に入れるけどな。俺が入れようか?」

TAKE「いいけど、ひっくり返すなよ」

古賀「ああ、わかった・・・ドサっ!一気に入れちゃった、HAHAHA」

TAKE「豪快だね、古賀君は」

古賀「こういうところで性格の違いが出るよな、HAHAHA」

数分後―

TAKE「ああ、こりゃ美味いなあ」

古賀「ああ、最高だぜ」

TAKE「外でちゃんこを初めて食べるけど、自分で作るよりも何倍も美味いなあ。ひとつ味を覚えて帰るか」

古賀「今日は肉を食べる時には気を付けなくちゃな。この間ファミレスで、富永君の分のピザを間違って食べちゃったからな」

TAKE「ああ、今日は俺の分を食うなよ」

古賀「大丈夫だぜ。今日はちゃんと数を確認してるからな、HAHAHA」

TAKE「肉はね」

古賀「え?」

TAKE「俺、えのきを全然食ってないんだけど」

古賀「え、そんなバカな!」

TAKE「俺、最初に古賀君がえのきを大量に取ってるのを目撃したんだよ」

古賀「!!」

TAKE「その後、鍋の中を調べてみて、えのきが全くねえっ!って事に気付いたんだよ」

古賀「!!」

TAKE「俺は最初、まんべんなく具材を鍋に入れようとしてたよね」

古賀「はっ・・・!!」

TAKE「その後古賀君が、何の考えもなしに材料を一気に全部投入してしまったんだよ」

古賀「つ・・・つまり・・・」

TAKE「えのきの固まりが全部古賀君の方にあったんだよ」

古賀「そ、それを俺はひとつ残らず食べてしまったというワケか!・・・なんてこった!」

TAKE「ああ・・・えのき食いたかったな~!!あ~あ~!」

古賀「俺はすごくショックだよ!!4つある鳥肉を全部食べてしまわないようにと気を付けていたんだが・・・まさかえのきを全部食べてしまうとはっ!!」

TAKE「必ず何かやらかすな、古賀君は・・・」


【江戸東京博物館・江戸時代の暮らしの模型】
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