古賀先生、生協のお菓子の品質を語る
TAKE「俺ね、生協のお菓子っていうものに特別な思い入れがあるんだよ」
古賀「へえ、特別な思い入れ?一体どんな?」
TAKE「20年前にこんな事があったんだよ・・・」
(小学5年生の頃)
TAKE「とだビ~、その生協のお菓子ちょっとちょうだい」
とだビ~「嫌じゃ」
TAKE「1枚でいいけん」
とだビ~「嫌じゃ」
TAKE「俺、生協のお菓子って食べた事ないんよ・・・でも、生協頼みよるのってとだビ~の家しかないけん・・・1回でいいけん食べてみたいんよ、お願い!」
とだビ~「断る」
TAKE「相変わらずセコいのう。ツルセコやのう」
とだビ~「意地汚いヤツめ」
TAKE「意地汚いのはどっちじゃ!俺の家に来た時はお菓子いっぱい食べて帰るクセに、自分は人に食べさせんって、めちゃくちゃツルセコマンやんか!」
とだビ~「うるさい。意地汚いヤツめ」
TAKE「腹立つのう・・・(仕方ない、強引に奪ってやるか)」
とだビ~「むしゃむしゃ・・・ボリボリ・・・むしゃむしゃ・・・」
TAKE「(今だ!)もらったーーーーっ!」
とだビ~「むしゃむしゃ・・・!・・・ブっ~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」
TAKE「げっ!汚ねぇ!お菓子に唾かけとる!」
とだビ~「ふん・・・食えるもんなら食ってみろ」
TAKE「・・・くそう・・・そこまでしてお菓子を守りたいんか・・・このツルセコ瀬古選手め!」
とだビ~「意地汚いマネをしようとするからじゃ」
TAKE「だけん、意地汚いのはどっちじゃ!」
他人にお菓子を絶対に奪われたくないという強い気持ちから
とっさにお菓子に対し唾を吹きかけるという必殺の戦法を編み出したツルセコ王・とだビ~。
「事実上食べられない状態」を創り出すといった、とだビ~流の「とんち」なのか。
この一件で味を占めたのか、以来、とだビ~は他人の前でお菓子を食べる際には必ず
袋を開けるなりすぐさま唾を吹きかけるという下準備を欠かす事はありませんでした。
お前のお菓子は俺のもの、俺のお菓子も俺のもの といった
一種のジャイアニズム的行動の前には手も足も出ず、いつしかTAKE少年の心の中からは
「生協のお菓子を1度でいいから食べてみたい」という情熱は無くなっていったのです。
あれから20年―
TAKE「・・・とまあ、小学生の頃にこんな事があったんだよ」
古賀「へえ、世の中にはそんなにセコい人間もいるのか」
TAKE「とだビ~は特別だよ・・・スナック菓子のひと欠片もくれなかったよ」
古賀「この話、もっと早くしてくれればよかったのになあ」
TAKE「ああ、古賀君の家が生協を頼んでるとは知らなかったから」
古賀「わかった!今度母さんに頼んで、生協のお菓子を持って来てあげるよ!」
TAKE「ああ・・・まさか古賀君に俺の子供の頃の夢を叶えて貰えるとは!」
奥の2つはスーパーやコンビニでも普通に売っているものですが
手前のポテチは生協オリジナル商品です。
せっかく持って来てもらったのですが、なんだか昔の事を思い出してしまうと
どうにも勿体無くて袋を開ける事ができません。
今やっている仕事を終わらせ、落ち着いた時にゆっくり食べたいと思います。
ありがとう古賀君。そして古賀君のお母さん。
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