古賀先生、フライドポテトダイエットを語る
TAKE「古賀君、学校はどんな感じ?頑張っとる?」
古賀「いや・・・それがさ・・・あんまりうまく行ってないんだよ・・・」
TAKE「どうした?」
古賀「全然ついて行けない・・・最初の頃は良かったのに・・・」
TAKE「そうか、だんだん授業が難しくなってきたか」
古賀「ああ、そうなんだ・・・俺はなんてダメな人間なんだ・・・くそっ・・・」
TAKE「あ~、また始まった」
古賀「くそ・・・入る学校を間違えちまったぜ・・・俺は・・・俺はダメな人間だ・・・」
TAKE「そうやって自分で言うからダメなんだって」
古賀「いや・・・俺はダメだ・・・俺は落ちこぼれさ・・・」
TAKE「だから自分で勝手に決め付けるなって、前から何度も言ってるだろう」
古賀「いっその事、動物にでも生まれてたら良かったんだ・・・ライオンとか・・・」
TAKE「そんな調子じゃ、例えライオンになったとしてもシマウマにやられてしまうぞ」
古賀「なんでライオンがシマウマに負けるんだよ。しかし、ライオンって本当に自分の子供をビルの上から突き落とすのかな?」
TAKE「アフリカの大草原にビルはないと思うぞ」
古賀「あっ・・・崖か」
TAKE「ライオンがエレベーターで屋上に登るのか?」
古賀「ああ・・・人生をやり直す事ができればどんなに良い事か・・・俺さ、小さい頃すごく可愛かったらしくてさ・・・お母さんは俺の事、芸能界に入れようとしてたらしいんだよ」
TAKE「ほう」
古賀「あの時本当に芸能界に入ってれば、今とは全然違った素晴らしい人生を歩んでいるんだろうな・・・アイドルとか俳優とか・・・」
TAKE「古賀君さ、もしも芸能界に入っていれば、今頃自分がキムタクやもこみちみたいになってると思っとるやろ?」
古賀「え?」
TAKE「芸能界に入ったからといって、古賀君という人間自体が劇的に変化するわけじゃないんだぞ」
古賀「でも、芸能界に入れば色々な訓練をするだろ!だから大丈夫だよ!」
TAKE「小・中・高と、何年も学校で様々な勉強をしてきた結果が、“ライオンはビルから子供を突き落とす”発言だよ、これ」
古賀「うるせえなあ・・・とにかく俺は生まれ変わりたいんだよ・・・生まれ変わってバラ色の人生を歩みたいぜ・・・」
TAKE「今から頑張ればいいんだよ」
古賀「くそ・・・俺はダメな人間だ・・・今俺が訓練校でやっている製図の勉強は、父さんが仕事でやっているのと同じものなんだ・・・」
TAKE「そうなんだ?」
古賀「ああ、そうさ・・・父さんができるのに・・・その息子の俺はできないなんて・・・」
TAKE「古賀君の中にはお父さんの血が流れているんだぞ。古賀君にもできるんだよ」
古賀「いや・・・俺はダメさ・・・俺は父さんみたいにはなれない・・・」
TAKE「勝手に決めるなっていうの!お父さんを超えようぜ!それが何よりの親孝行だ!」
古賀「はあ・・・俺、実は父さんの子供ではないんじゃないかって・・・たまにそう思う事があるんだ・・・」
TAKE「生まれた時、病院で取り違えられたのか?」
古賀「でも、俺が生まれた日、他には女の子が1人しか生まれてなかったらしい」
TAKE「じゃあ、その女の子と取り違えられたのか」
古賀「バカな。俺にはちゃんとチンポが付いてるぜ」
TAKE「古賀君がチンポと思い込んでるだけで、実は違うんじゃないのか」
古賀「HAHAHA。しかし・・・学校で頑張って、いい会社に入らないといけないな・・・」
TAKE「おう、ひとつ頑張ってよ」
古賀「いい会社に就職しないと、土日が休みにならないし・・・」
TAKE「?」
古賀「いい会社に就職しないと、彼女だってできやしない!」
TAKE「?」
古賀「いい会社に就職しないと、アニメのイベントにだって行けやしない!」
TAKE「?」
古賀「いい会社に就職しないと、アニメのイベントで光る棒を振り回し踊る事すらできない!」
TAKE「?」
古賀「ああ・・・でも俺には無理だ・・・俺はダメな人間だ・・・」
TAKE「なんか、別にいい会社に就職しなくても出来る事ばかりやん」
古賀「いい会社に就職しないと、土日が休みにならないだろ!」
TAKE「なんでだよ。バイトだって土日休めばいいじゃないかよ」
古賀「とにかく、俺はいい所に就職したいんだよ!」
TAKE「おう、ひとつ頑張ってよ」
古賀「でも・・・俺は父さんみたいに優秀じゃないからな・・・ああ、秀才に生まれたかった・・・」
TAKE「お父さんに出来ることは古賀君にもできるんだよ」
古賀「あ、ちょっと待って!!」
TAKE「!?」
古賀「おっ、なんか面白そうなテレビ番組やってるなあ!・・・へえ、秋葉原のアニメオタク選手権か!」
TAKE「・・・・・」
古賀「へえ、こりゃ面白そうだなあ!・・・あ、でも今からやるわけじゃないんだ・・・残念!」
TAKE「お父さんが優秀なのは、アニメに夢中にならず、一生懸命勉強したからだと思うぞ」
古賀「うるせえなあ」
TAKE「とりあえずファミレスに行こうぜ。ドリンクバーを頼んで、ゆっくり話を聞くよ」
そして、我々は近所のファミレスへ。
TAKE「古賀君、ケーキでも食べればいいやん」
古賀「いやあ・・・俺は最近太っちゃったからなあ・・・」
TAKE「え、ダイエット中か?」
古賀「まあな。実家に帰ってきてからかなり体重が増えたよ。しかもさっき、家でメシ食ってきたばかりだからな」
TAKE「じゃあ、俺だけフライドポテトを頼むよ」
古賀「ああ。俺はドリンクバーだけでいいや」
― 数分後
TAKE「おい古賀君、メシ食ってきたばかりと言ったよね」
古賀「ああ」
TAKE「なんで何も言わず、勝手に俺のフライドポテトを食っているのか」
古賀「HAHAHA、すまねえな」
TAKE「しかも、俺のフライドポテトを、俺が食うよりも先に食ったよね」
古賀「HAHAHA、悪ぃな、つい・・・」
TAKE「古賀君、もしかして・・・ケーキは甘いから太る、フライドポテトは甘くないから太らないとか思ってないか?」
古賀「え、そう考えているけど?」
TAKE「あのな、古賀君・・・フライドポテトの方がカロリーが高いんだぞ・・・」
古賀「え・・・」
TAKE「あのう、砂糖だから太るってわけじゃないんだよ・・・“フライドポテトは塩味だからヘルシーだぜぇ~”とか思ってたのかよ、アホか。ほら、メニューにカロリーが載っとるやん。倍以上も高い」
古賀「そうなんだ・・・」
TAKE「ケーキを我慢した意味が無いな、こりゃ」
古賀「HAHAHA、そうだな」
TAKE「ところで、古賀君はどんな会社に就職したいん?」
古賀「まあどこでもいいんだけど、とにかく土日が休みのところがいいな」
TAKE「さっきから土日土日土日土日って、一体何があるんだよ土日に?」
古賀「アニメのイベントは、大抵の場合土日にあるんだよ」
TAKE「なるほど。でも、そのアニメに対する情熱をだね、勉強の方に生かしてみてはどうか」
古賀「まあ、そうだけどな。あっ富永君、PSPさせてよ!」
TAKE「ああ、いいぜ」
古賀「へえ!これがPSPの画面か!すごいリアルだなあ!」
TAKE「古賀君も早く買ってよ。一緒に対戦しようぜ」
古賀「いやあ・・・俺はやっぱり就職してからじゃなきゃ・・・」
TAKE「就職前にアニメのイベントで金を使いまくるのは良くて、PSPを買うのはダメなのか」
古賀「ああ、アニメのイベントは待ってはくれないから!」
TAKE「そうか」
古賀「しかしPSPはDSと比べてすごいリアルだなあ!」
TAKE「今、500万個売れてるらしいよ」
古賀「DSは?」
TAKE「1000万以上」
古賀「え!DSの方が倍も多いの!?なんで!?PSPはこんなに画面がリアルなのに!」
TAKE「やっぱり、DSは女子供が買うからね」
古賀「でもリアルな方が売れてないのはおかしい!」
TAKE「女子供は、あまりリアルで硬派なゲームはしないからね。それよりも、手軽でかわいいゲームの方が人気あるんだよ」
古賀「なんでPSPはこんなにリアルなのに、DSの方が倍も売れてるんだ!?」
TAKE「俺の話を聞けよ。値段も違うし、出ているソフトも違うし、PSPにはPSPの良さが、DSにはDSの良さがあるんだよ」
古賀「こんなにリアルなのに、どうしてDSの方が人気があるんだ!?」
TAKE「ほんと、人の話を聞かない人間だな」
古賀「なんでリアルなPSPよりも、DSの方が売れてるんだ・・・」
TAKE「・・・・・」
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