TAKEのPK
ワールドカップ終わりましたね。
毎日のようにサッカーを見ていたものですから、ついに夢にまで
日本代表が登場してしまいましたよ。
夢の内容は、TAKE率いる日本代表が、ドイツとの3位決定戦を争うといったものです。
試合は0-0のまま、PK戦に突入しました。
日本のゴールキーパーは何故か土肥です。
4人目までが終わり、TAKEの番がやってきました。
それは、「これを決めれば日本の勝利」という大事な場面でした。
しかし、僕がボールを蹴ろうとすると、どういうワケだか知りませんが
コートの中に何百人もの男が乱入してきました。
よく見ると、今大会に出場している他の国々の選手達です。
彼らは僕を囲み、次々に言いました。
「ナカタ、ガンバレ!」
「ナカタ、コレヲ決メレバ勝利ダ!」
「ガンバレ!ナカタ!」
いやいや、俺は中田じゃねえよと思いつつも
各国のスーパースター達に応援されて徐々に興奮状態に。
“普通にPKをするのでは面白くない、ひとつカッコイイ事をやってやろう”
テンションが上がり、調子に乗った僕はこのように考えました。
そこで、置いてあるボールを手に取り、わざわざゴールからすごく離れた所まで持ってゆき
再度地面に置きました。しかもゴール真正面ではなく、やや右寄りに。
そして、僕はドイツ選手達に対して言いました。
「壁を作っててもいいぜ!!」
言われるまま、ドイツ選手達はゴール前に壁を作りました。
審判は特に何も言う様子はありません。
壁が作られたのを確認した僕は叫びました。
今から俺がPKをするけど、普通よりもかなり遠くだし若干右寄りだ!
右足で蹴るけど右にカーブをかけて壁をすり抜け、必殺のバナナシュートを
ゴール右端に決めてみせる!
セリフが長いのでよく覚えてませんが、このような宣言をわざわざしました。
「ナカタ!ガンバレ!」
「超ロングシュートヲ決メテヤレ!」
「ガンバレ!ナカタ!」
俺は中田じゃねえよと思いつつも、興奮した僕はものすごい勢いのシュートを放ちました。
ボールは大きな弧を描き、ドイツ選手の壁の横を迂回して
宣言通りにゴール右端に突き刺さりました。
「ナカタ!」
「ヤッタゾ!ナカタ!」
「ナカタ!ナカタ!」
僕が中田であるかTAKEであるかは、もはやどうでもいい話。
僕は喜び飛び上がってガッツポーズをしました。
右手を天高く挙げた瞬間、夢の中の画面が一時停止しました。
そして、画面は白黒になります。
その白黒の画面が徐々に小さくなり、周りに文字が浮かび上がってきて
ドイツのスポーツ新聞の写真になるという、映画のラストのような終わり方をしました。
最近は暑くて目が覚める事が多かったので、久しぶりに気持ちのいい夢を
見る事ができて嬉しかったですね。
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